日頃から緊急時に備えることの重要性

新人看護師は日常の業務や急変対応などに追われて日々精一杯であることが多いが、そんな中でもしっかり備えておかなければならないのが緊急時の問題である。大規模な事故や災害といった緊急事態が起きた場合、病院というのは様々な対応に追われることになる。かかりつけている患者さんの対応はもちろん、新たに運ばれてくる患者さんが殺到するようなこともあるので、そういった場合にどう対応していくかは日頃から職場において日頃から備えておかなければならないのだ。

大抵の病院の場合は緊急時の対応マニュアルがあるので定期的にチェック、確認、会議などが行われるが、それとは別に新人看護師の場合は各自復習などもしておこう。緊急時は仕事量が普段の倍になるようなことも珍しくないので、何をどうしたらいいかをきちんと頭に叩き込んでおかないとパニックになってしまう。災害時などは患者さんの対応をしながら自分自身の身の安全も確保しなければならないケースもあるだろう。そういった時に何を優先しどういった対応をしていくかをきちんと理解しているかどうかは重要な鍵となってくるのだ。

緊急時の対応としては安全確保、避難、停電、断水、人員不足など様々なパターンが考えられる。職場の備えに問題が無いか、もしもの場合自分の役割は何になるかなどはしっかりシュミレーションをしていざという時に慌てず対応できるよう努めよう。何かあってからでは遅いので、日頃からきちんと備えをしておくことが重要だ。